クリスマスツリー

幼い頃から新(アタラシ)の家はすごく貧乏で、
クリスマスのプレゼントと言えば両親からはもちろん無くて・・・
サンタさんからもらう「ボール紙で作った長靴のお菓子の詰め合わせ」だけだった。
毎年毎年同じ物ばかりだったが、新も勇二(俺の弟)も子供だったからだろう、すっかり騙されてて、本気で喜んで、感謝して・・・、「サンタさん、ありがとう!」って言ってた。
純粋だったんだねぇー。
我が家の隅っこにあった超チープなツリーの明かりを灯したまま眠りにつく時、本当に夢心地で幸せで、家族に守られてたんだろう、怖いものは「オバケ」以外には無かった。
裕福に成ってしまった日本じゃボール紙の長靴を履いて喜びはしゃぎまくる子供はどこにも見当たらない。

2001年12月16日 赤口
クリスマスツリー
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